【ヤマダ電機】せどりに相性の良い株主優待

せどりに相性のよい株主優待について解説します。

第2回目はヤマダ電機です。

「ヤマダ電機」は都市型店舗の「LABI」、郊外型店舗の「テックランド」を全国で展開しています。
国内外の店舗数は1万店以上。2020年3月期の売上高は1兆6,115億円。
家電量販店国内最大手を誇っています。

ヤマダ電機の企業情報(21/01/29 15:00時点)

業種小売業
コード9831
市場東証1部
権利確定月3月末
株価533
必要枚数100株
最低投資金額5万3300円
配当利回り1.88%
予想PER(株価収益率)13.67倍
実績PBR(株価純資産倍率)0.71倍

PER(株価収益率)とは

PER(倍) = 株価 ÷ 1株当たり利益(EPS)

PER(株価収益率)は、株価を1株あたり純利益で割って求めます。
「1株当たり利益(EPS)」は、実績値より予測値を用いています。
株価収益率は、その時点での株価がEPS(1株当たり利益)の何倍なのかを示しています。
株価収益率は、会社の利益に対して、現在の株価が割高か割安かを表しています。

PBR(株価純資産倍率)とは

PBR(倍) = 株価 ÷ BPS(1株あたり純資産)

PBR(株価純資産倍率)は、株価を1株あたりの純資産額で割って求めます。
PBRを見れば、会社の資産に対して株価が高いか安いかを判断できます。

PBRという指標は『PBR=1倍』というのが評価基準になります。
もし仮に、PBRが1以下の株式会社が解散した場合には、株主が儲かる計算になるからです。

株主優待情報

ヤマダ電機株主優待

ヤマダ電機の株主優待は、毎年3月 9月末時点の株主に実施されており、「お買い物優待券」が贈呈される。

3月株主優待

優待内容(優待割引券)優待獲得株数
2枚 :1,000円相当100株以上
4枚 :2,000円相当500株以上
10枚:5,000円相当1,000株以上
50枚:25,000円相当10,000株以上
※合計1,000円(税込)以上の現金による買物につき1枚利用可(特別提供品は対象外、他の値引き券との併用不可)
※100株以上を1年以上2年未満継続保有(株主名簿に連続3回以上5回未満記載)の株主には3枚、2年以上(連続5回以上記載)の株主には4枚追加

9月株主優待

優待内容(優待割引券)優待獲得株数
4枚 :2,000円相当100株以上
6枚 :3,000円相当500株以上
10枚:5,000円相当1,000株以上
50枚:25,000円相当10,000株以上
※合計1,000円(税込)以上の現金による買物につき1枚利用可(特別提供品は対象外、他の値引き券との併用不可)
※100株以上を1年以上継続保有(株主名簿に連続3回以上記載)の株主には1枚追加

ヤマダ電機の株主優待利回り

ヤマダ電機の2021年1月29日の株価(終値)は533円なので、
株主優待利回りを計算すると、以下のようになります。

(100株・1年未満保有の場合)
投資金額:100株×533円=5万3300円
優待品:優待割引券3000円分
優待利回り=3000円÷5万3300円×100=5.26%

(500株・1年未満保有の場合)
投資金額:500株×533円=26万6500円
優待品:優待割引券5000円分
優待利回り=5000円÷51万3000円×100=0.97%

まとめ

(100株・1年未満保有の場合)
トータル利回りは
1.88%+5.26%=7.14%

株主優待を合わせた利回りは7%を超え!
優待券の利用が合計1,000円(税込)以上の現金による買物につき1枚と
使いにく点がデメリットですが、安い商品もせどりしている人や
フリマアプリ等で売却を考えている人には保有する価値は高いのではないでしょうか。

株式投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なわなければなりません。投資は「自己責任」の原則です。